岩の上にも三年
小川山 2017.4.20
瑞牆に続き小川山にも行ってきました。
転職前の有休消化中で縛られる物のない彼には怖いものはない。
なぜなら彼はフリークライマー
(ニート的な意味で)
3時頃八王子で合流して、勝沼から下道でのんびり廻り目平にIN。
意識高めの6時到着です。
寒い…
ヒロポンさんが忘却の河を触りたいというので、まずは石楠花エリアから。
風が抜けて寒い…
ヒロポンさんの応援をしつつ、まだ登れていない忘却の果てを触る。
忘却の河はすぐ登れたのに、忘却の果てはとっても時間が掛かっている。
絶対河より果ての方が難しい。
狭いうえに足が悪い。
マントルも悪め(という噂)
離陸をして左足を置く。
リップを取ろうとして足が抜ける。
離陸をして左足を置く。
リップを取って足が抜ける。
離陸をして左足を置く。
リップを取ろうとして足が抜ける。
そんな事を繰り返しているうちに、手首やら膝やらをぶつけ、擦りむき、ありとあらゆるところから流血。
挙句には足が抜けて吹っ飛んで落ちる。
気温の上昇と共に、
恐怖が押し寄せてきます。
気持ちの良い青空が広がっていて、恐怖と痛みで傷ついた心に沁みる…
癒しを求めて幻の光を触るも、
癒されるわけがない。
三段だもの。。
そうこうしてるうちにヒロポンさんが忘却の河を仕留めた。
相変わらずムーブを作り、登りきるスピードが早い。
あとはマントル返すだけですね。
そこが核心ですけどね。
僕は核心まで行きませんでした。
エリア移動前にもう一度忘却の果て。
スタンスの拾い方、踏む方向、出来ない部分のポジショニング、
そして、ちょっとの勇気。
色々な事を少しずつ修正したら登れた。
初めての小川山からはや3年
長い戦いでした。
2人して成果を出して、ホクホクでクジラ岩へ移動🐳
陽が当たり始めて、クジラ岩もホクホクになる直前でした。
こりゃいかんと2人で穴会社に猛アタックを仕掛けるも…
返り討ちに合う。
あ、暑い…
9時を過ぎると早朝の寒さが嘘のように気温がみるみる上がってきました。
ちょっと頑張ってみたけど、
気温がフリクションに及ぼす影響が大きく一時休戦。
からの〜お昼寝。
2人して爆睡。
時々田中氏。
なんて気持ちの良いお昼寝日和。
春シーズン始まったばかりですが、日の当たる岩は日中トライするのは指皮と体力の無駄使いな感じ
早く秋にならないかなー。
昼寝から目覚めてミダラ。
こちらも長きに渡って宿題となっている苦手課題筆頭。
チッピングされて(?)ホールドが良くなっているとはいえ難しい…
3手目取りが永遠に出来ない気がしていたこの課題
さすがに出来るようになってるだろうと、たかを括って触ってみたら
なるほど、出来ない。
相変わらず3手目取りで落ちるという。
無い頭を使って色々とムーブを探ってみたら、スッと手が出せるポジションがあるではないか。
左足をフラッキングで流しすぎてたようで、右足の手前で壁にスメアすると上体が安定する事を発見した。
も、もらった!!
と意気込んで再トライ。
なるほど、出来ない。
繋げてくるといいポジションにカラダが収まらないらしい。
仕方ないので何度かバラしで練習、しっかりレストして…
登れた。
足掛け3年、苦手課題ミダラ終わりました。
忘却の果てもそうだけど、力でねじ伏せるというよりムーブやポジショニングを工夫して登る事が出来て良かった。
そしてもう一度昼寝。
とても活動するような気温じゃない。
15時を過ぎると気温が下がってきて活動意欲が蘇ってきた。
闇の絵巻をトライする田中氏にモチベーションをもらい、次なるターゲットに移動。
Rampage
派生ラインではない単独四段。
憧れの課題であり、新たなる目標課題。
いつの日か、岩の上に立つその日まで。
ナナゴニアがなくなってしまいさびしい😞
が、ナナゴニア跡地にオープンしたナナファテで前から欲しかったロスガトスジャケットをお得にゲットしたので良しとしよう。
ご褒美制度は健在です。
アグロを試着してみたのですが、
もの凄く痛いくせにヒールがブカブカでまるで合いませんでした。
ざんねん。
インスティンクトレースが良い感じだった。
小作ひさびさ〜
海老天丼ウマし。
ではまた。