のぼるきょじん

いわをのぼるひと。

ハイボールを愛でる会

瑞牆 2017.4.25

 

ZENの中野さんに「KUMITEやりましょう」と、お声を掛けて頂いて瑞牆へ。

ついにあの超絶格好良いラインと対峙する時が来たのか。

 

千葉の友人たちと八王子合流で現地へ向かう。

はずが…

寝坊しました。

大変申し訳ございません(´・ω・`)

 

集合時間に目が覚めました。

30分遅れで出発。

 

 

今日のメンバーはヒロポンさん、高井のアニキ、ゴトチという中々珍しい組み合わせ。

 

瑞牆へ到着してみると嬉しい誤算が。

なんと冬季閉鎖されているゲートが開いている〜

アプローチ負担軽減で一同歓喜

 

中野さん達は渋滞にハマり、

さらにタイヤがパンクするというツラい強制イベントが発生中で到着が昼頃になりそうとの事。

 

とりあえず言葉岩に向かった。

 

前回登れそうな気配をビンビンに出していた言葉。

取り付いてみると、まるで出来ない。

前回出来たはずの前半パートが出来ない。

 

擦りもせず敗退。

摩訶不思議。

 

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ヒロポンさんはリップ付近から落ちまくっていた。

なぜそこで落ちる(´・ω・`)

 

 

 

 言葉岩から少し下り、花畑の近くにあるという課題を触りに移動。

 

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羽音、グレードは初段らしい。

左下部の顕著なガバからトラバースして中央で直上。

 

1トライで登れてしまった。

初段?

かなり甘めなグレーディングに感じましたが、直上リンク部分がちょっとイヤラシイ。

 

 

 

すぐ登れてしまい暇だったので周囲をふらふらしていると、

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苔に覆われた面白そうな岩がゴロゴロ。

サイズは小ぶりだけど個性的な形。

 

みんなで苔を落としてお触り開始。

プチ開拓スタートです。

 

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まずはこの岩から。

右下の顕著なガバからスタート。

見た目は簡単そう。

 

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下部は狭い体制で身体が回らないように耐えないといけないのでツラい。

 

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中間部を越えると一安心。

 

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ゴトチはマントル失敗して吹っ飛んでた。

怪我しなくてよかったね。

 

 

 

 

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お次はこちら。

 

上部のふさふさした苔が下までびっしり付いてました。

パモブラシが土だらけになってしまうまで掃除してあげたら、持てそうなホールドがチラホラ!

下部はほぼ垂壁で、上部がやや寝ている。

足の位置とかかりが悪く簡単には登らせてくれそうにない。

 

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宿題となりました。

推定二段〜三段くらい。

 

四段登るクラスの人らならサクッと登ってしまうんだろうな。

ご興味がある方は場所教えますので聞いて下さいね

 

 

 

 

 

ぼろぼろになって終了。

岩にラインを見出すという事はとても労力が必要だけれども、素晴らしく充実感のある行為だということを発見できた1日でした。

 

岩を見つけて、地主と交渉して、岩を掃除し、下地やアプローチを整備し、ラインを設定して、情報を公開する。

本当に大変な事です。

 

開拓者は、労力の割には見返りが少ない。

僕らが日頃楽しませてもらっている事を、本当はもっと色々な方に感謝しなければいけないなと感じました。

 

 

 

強くなって、見出したあのラインに命を吹き込みたいですね。

良き1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?KUMITEは?