にら
大沢 2017.12.14
いくつになっても初めての場所に行くということはドキドキワクワクするもんです
前々から気になっていた大沢へ初上陸
ロクスノ最新号に掲載された「御前岩」があるのもここですね
御前岩は30年の時を経て再公開された今一番ホットな岩場
中上級者向けのリードエリアという事なので、ボルダーシーズンが落ち着いたら行ってみよう
大沢へは、御岳から日原方面へ30分ほどで辿り着く
東京トラウトカントリーという釣り場内に岩があるので利用料を払って登らせてもらう
入場料:1人1000円
駐車代:1台につき500円
(にら、Solidなどのエリアの端っこの岩もトラウトカントリーの敷地内という事なので、路駐せずに必ず敷地内の駐車場に停めて利用料を払う事)
受付のおねえさまと世間話に花を咲かせて、いざボルダーへ
結構広い
大沢の岩質は、
スーパー石灰岩でツルツル…
変わった形のホールドもたくさん
簡単なラインで適当にアップして、Mayfly二段
トポには「リップからスタート」の記載があるものの、
マット積まないとどう考えても届かないので地ジャンで登った
クラッチさんが一抜け、続いて僕も登れた
トップが甘くてマントルが地味に悪かった
左のリップ(カンテ?)を使ってしまったので、易しくなってしまったかもしれん
まあ、いいか
次に向かったのは本日のお目当「にら」
草野氏初登のスーパークラシック三段
メガロキのロケット壁を彷彿とさせる被りに、ポジティブそうなホールドが並んでいる
日当たり良くて下地も開けていて気持ちいい
クラッチさんは昔一度触ってマントルが解決出来ずに敗退したらしいので、
中間部くらいからバラし始め、
2人でムーブを出し合ってああでも無いこうでも無いとムーブ作り
懸念のマントルもムーブが決まればそこまで難しくなかった
初めて触るラインを解き明かしていくこの感じ楽しいなー
小一時間でムーブはまとまって、繋げ2便目で登れた
超良いライン!
クラッチさんも足切れまくってたけど、ギリギリ登ってた
ナイス〜
頼朝公/二段は離陸すら出来なくて即諦め
Solidという初段を登って大沢終了
クラック内のガバにスタックしたまま落ちそうになって、腕もげたかと思った
あぶねえ
大沢メモ)
・午前中は日当たり良好だが、昼を過ぎると一気に暗黒世界に
寒いの嫌な人は、狙いの課題は午前中に攻めるとよい
・人がいなくて快適(他のクライマー0人でした)
・Mayflyの由来はトラウトカントリー内のレストランの名前
・トラウトカントリー内の橋が壊れているので、対岸の頼朝公〜にらは日原街道を歩いて、すれ違い用の路肩のとこから降りる
帰りに御岳へ寄って蜥蜴の練習
最高高度更新
いよいよ完登がイメージできて来た
ゴトチ蛙完登おめでとー🐸
気合の入った素晴らしいトライが見れて良かった!
クライミングなんてものは所詮自己欲求を満たすためにやっている人がほとんどで、
人の数だけ求めているものが違うと思う
今日登れたにらは、
ムーブ作りのプロセスがとても充実していた
登れた事も嬉しいけれど、その過程が本当に楽しくて、登れた事で更に増幅された感じ
ムーブを予習しないで自分の引き出しの中から出したり引っ込めたり、出してもらったり
正直三段としてはかなり登りやすい
けれども、グレードが何であれ素晴らしいラインだと思う
グレードや成果を追うだけの退屈なクライマーにはなりたくないけど、
限界グレードを追求する事でしか得られないものもあるのだろう
クライミングを続けていてよく感じる矛盾
きっと答えは人それぞれで、
色々な矛盾を天秤に掛けた先にそれぞれのクライミングがある訳で
クライミングを生涯楽しみ続けたいし、
記憶に残るクライミングをしていきたいですね
金の豚おか田で勝利のバラトロとんかつ
今日も絶品でした
ではでは